症例のご紹介 50代男性 歩けない程のお尻の痛みその2

以前ご紹介した症例の続きです。

 

初回施術の1週間後に来院された時に

「先生、揉み返しっていうのかね?施術の翌日全身が痛くなって、結局2日仕事休んじゃったよ。でも3日目には痛くなくなったけどね。」

とお話をうかがいました。

 

たぶん普段から体を使いっぱなしでケアをしていない上に、アルコール&化学調味料などで体の炎症も強かった可能性があります。

体の知覚の鈍麻が起きていると、本来気付くはずの痛みなども感じにくくなります。

施術後に神経の通りが改善し血流も改善されましたが、ブラジキニンなどの発痛物質が放出され、痛みとして神経シグナルが伝わった、ということでしょう。

他人事で言い方が悪いかもしれませんが「しっかり体を休めることが出来た上に、結果的に不快な痛みを感じることも無くなって良かったですね」というのが本音です(笑)。

 

ここらへんの感じ方は人によるので、同じように施術しても普通に症状が取れ、痛みも感じずに快適に過ごせる方も勿論います。

仕事を休むほど痛みで不快にさせてしまったことは申し訳なく思います。

特に肉体労働をされている方はとにかく疲労が溜まっていることが考えられるので、改めて慎重に施術すべきだなと痛感。

 

しかしこの方の場合、2回目来院時には主訴の歩行時のお尻の痛みはもう無くなっていたので回復が早い方かなと感じました。

体をチェックすると、お尻には圧痛が有りそのポイントで骨のズレも確認できました。

~施術~

この方には1週間毎の来院を勧めさせていただき、4回目の施術で痛みを感じることもなくなってきたので2週間後に一回、その1か月後にまた来院していただきました。

ここまで来れれば月一メンテナンスで良いという感じです。

勿論各々からだのズレやすいポイントがあるので、「痛みはもう感じないから」といって放置しない方が後々困らないと私は考えます。

 

当院は施術間隔については強制はしませんが、症状で嫌な思いをせずにさっさと改善してしまった方が結局QOLの向上に繋がると思うので、施術間隔の提案を受け入れてくださると幸いです。

 

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