夜は冷えてくるようになりましたね。
流行りの風邪なんか引かないように。
最近栄養の勉強をしています。
オーソモレキュラー栄養療法というものです。
最近ではプロテインを摂ると良いとか、糖質制限が良いとか、にがりが良いとかいろいろな食事療法が取り上げられています。
しかしいつも一過性の流行になってしまっているのが残念だと思っています。
昔だったらリンゴダイエットとかありましたねぇ…
勧めるならメリット、デメリットの両方伝えるべきだし、今の自分がどんな状態にあるのかを見ていかないと痩せる痩せないとかを通り越して危険な状態になりかねません。
そしてやたらに薬を処方されるが、全然改善しないどころか悪化しているようにも見える事も多いです。
短絡的に症状を抑え込んでもそもそもの過ごし方が間違っていたら、それは本当の改善だとは言えませんよね。
こんな考えに至ったのは勿論理由があります。
私は2011年の東日本大震災と福島原発事故をきっかけに、当時住んでいた東京を離れ地元の浜松市に家族と戻ってきました。
そして以前ブログで書きましたが10年ほど前に自分が体調を崩し入院した経験からです。
「困った時にお医者さんに頼めば良いや」という考えは捨て、医者にかからなくても良い体を作りたい!と強く決心しました。
退院後、仕事に復帰してからも便秘がちな状態が続いていました。
その時は現場仕事。整体じゃありません。
休憩は10時、昼、3時。
トイレに行ってもそんなに都合よくお通じがあるわけでもなく。
元々緊張しやすいタイプの人間(これはまた別の機会に)だったので、今考えると無理もなかったかもしれません。
浜松に戻ってくる前の仕事は、20代の頃はトラック運転手、30代になって現場仕事。その時からずっと便秘だったし、ひどい腰痛持ちでした。
そして職場を替え、もう少し落ち着ける環境になりましたが多少良くなったぐらいで便秘気味は相変わらず。
食事に関しては玄米、野菜が、納豆がメインという食生活がしばらく続きました。肉はほんの少しだけでした。
マクロビオティック的といえばそうなるかも。
この時の体感としては、体は軽く動くので調子良くは思えましたが、今考えると顔色はあまり良くなかったかもしれません。
そして年を取るにつれ脂っぽくなったりして。
ネットで加齢臭について調べてみると
「発芽してない玄米や発酵してない大豆を摂り続けると、玄米などに含まれるフィチン酸が亜鉛の吸収を阻害し、亜鉛不足になることがある」との記載を発見。
加齢臭はもちろん嫌なので亜鉛のサプリを摂ったら、割とすぐに解決できました。
我が家ではチェルノブイリや福島の原発事故の影響、水銀などの海洋汚染を鑑みて海産物、乳製品、汚染されているであろう土地の物は摂らないようにしていたので、亜鉛が多いとされるカキやレバー(元々好きでないのと内臓に放射性物質が蓄積している可能性があるため避けている)は食べません。
貝類、魚は栄養豊富なんですけどね…
なのでここから私は積極的にサプリメントを活用していくようになりました。(本来は自然な食品から栄養を摂るのが理想です!!)
今でも危険のありそうな物、産地を避ける姿勢は変わっていませんが、最近は肉・卵をしっかり食べています。チーズはごくたまに食べます。
そして整体の仕事を始めてしばらく経ち、いろいろサプリも試しつつ不調と栄養の関係を調べていくうちに、「プロテイン」を摂ってみることに。
超デカボトル
今までは
「ボディビルやるわけでもないのにプロテインは必要ないでしょ。そんなに動かないのにプロテイン飲んだら太るでしょ。」
と思い込んでいました。
しかし調べていくうちに
「肉をたくさん食べられないのは内臓の材料が足らなく、働きが悪いせいだ」
という答えに行き着きました。
確かに若い時にガンガン重い荷物を毎日運んで、ごはん沢山食べて、筋トレまでやったのに全然体がデカくならなかったという事を思い出したんです。遅いけど(笑)。
しかもいつもずっとピリピリしてたし、神経質で怒りっぽく、不安な面も出ていたり、メンタルが安定しなかった時もあり、それが悩みでした。
もうこんな感じ。
ここ数年で自分自身に向き合う時間を作った事も良かったですが、コロナ騒動があって栄養の重要性に改めて気付き、実践し、良い結果を得られたのは大きかったですね。
やたらにプロテインを摂れば改善するというわけでもないので、各自の体調や傾向を見ての判断が良いと思います。(他の栄養素も足りてない可能性があるため)
そしてオーソモレキュラーに出会うわけです。
そのきっかけは以前セルパワーの話で出てきた神戸のナカムラクリニックの中村先生(note)であったり藤川徳美先生のブログや本です。
薬で改善しないものを栄養で改善できて、副作用がないなら私は良いのではと思っています。(静岡県内でもオーソモレキュラー療法を実践している医療機関もあります)
いままでの常識、医療においても時代が進めばパラダイムシフトが起きるもの。
モルフォセラピーだって同じです。
背骨のズレという概念がない人とある人で話が嚙み合わないのは当然。
でも背骨のズレを戻してあげると症状が消え、筋肉までも柔らかくなる。
自律神経も整い、今まで感じていた不調が楽になる。
こういうことも起こるのです。
新しい領域に踏み込むと批判されがちです。
馬車で移動してた時代に飛行機の話したって「そんなバカな」って言われるのと同じこと。
実践の積み重ねが説得力を持つのです。
長くなりましたが、これが私が食事(栄養)を重視するきっかけになった事です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。