糖尿病と夜間頻尿

カウンセリングをしていて最近ちらほらお話を伺うのが「夜間頻尿」です。

 

頻尿の原因としては

・多尿(尿量が多い)

水分の摂り過ぎ、糖尿病、尿量が増える薬を服用している

 

・夜間頻尿

寝る前の水分の過剰摂取、薬剤性のもの、ホルモンバランスの乱れ高血圧心不全腎機能障害などの内科の病気

 

・過活動膀胱

原因としては、脳卒中パーキンソン病前立腺肥大症加齢が挙げられます。

 

・前立腺肥大

・膀胱炎

・子宮筋腫

 

 

このような事が挙げられます。

 

水分は自分で加減する他ないですが精神薬を飲んでいる方の場合、喉が渇いて水を沢山飲むことは考えられます。(大体4ℓ/日ぐらい飲むようです)

ここで挙げられているので問題なのは内科系の病気。

高血圧、糖尿病、心不全、腎機能障害など。

 

高血圧

130以上で高血圧と言われています。

 

昔は血圧は年齢+90が正常と言われていました。50歳なら50+90=140。

年齢を重ねると筋力も衰えるので血液を全身に送る圧を高めてあげないといけなくなってきます。なので加齢とともに血圧は自然と上がってくるわけです。

それを130以上で高血圧だからといって降圧剤を飲むと当然「血圧の数字は下がる」わけですが、必要な圧が掛からないので血液を行き渡らせることができにくくなります。

 

そうするとどうなるか?

 

アルツハイマーの一因になるといわれています。

血が脳に行かなきゃ困るよね…

他には薬を服用することで体内のマグネシウムが消費されてしまい血管が固くなり、より動脈硬化や筋肉の固さを引き起こす可能性があります。これでは本末転倒。

マグネシウムは300以上のホルモンの補酵素として働きますので、不足することでホルモンバランスの乱れに繋がることが分かりますね。

 

なので食生活、運動習慣が問題なさそうなのに降圧剤などの薬を飲まれている方は注意した方が良いかと思います。

単純に運動しない、食生活がよろしくない場合は早めに行動を起こしましょう。

 

心不全

心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気、とされています。

症状として息切れ、空咳、体重増加、めまい、倦怠感、脱力感、錯乱、頻脈、不整脈、胸の痛み、発汗など。

 

心外膜や心筋、心内膜疾患、弁膜症、冠動脈疾患、大動脈疾患、不整脈、内分泌異常など、様々な要因によって引き起こされるようです。

心不全の原因になり得て心臓そのものの病気として、心筋梗塞心臓弁膜症心筋炎心筋症先天性心疾患など。

間接的な要因として高血圧、貧血、甲状腺機能亢進症などで心機能に過度な負担がかかったり、腎臓の機能が低下して体液が増加したことで心臓にかかる負担が増加することも挙げられます。

最近の流行り病の注射でも心筋炎、心筋梗塞が起こりやすいと言われています。

 

糖尿病

血糖値が慢性的に高くなると腎臓でのブドウ糖の再吸収が間に合わずに糖が尿中に排出されてしまい、尿の浸透圧が高くなり尿量が増えます。その結果水分を欲するようになり、沢山水を飲むようになります。

また糖尿病による神経障害頻尿を引き起こす可能性があります。

これは運動神経、感覚神経、自律神経に影響を与えます。

手足のしびれを引き起こしたり、麻痺、自律神経の乱れを引き起こす可能性がありますね。

糖質が多い加工食品、アルコールは断ち、運動を心がけるようにしましょう。

 


 

夜間頻尿が寝不足も引き起こすことも問題ですが、なぜ頻尿になるのか?という所。

糖尿病だと厄介です。

 

なぜか?

 

血液中に糖が多くなると血がドロドロになり、それが血管壁を傷付けカサブタ状のプラーク(LDLコレステロールが入り込んだもの)が出来、動脈硬化を起こす要因となります。

このプラークが何かの拍子にはがれてしまうと血栓となり、血管を詰まらせてしまう危険性があります。

血管は全身にあるので全身の動脈が硬化している可能性がある、ってことです。

脈が弱いのもその表れかもしれません。

 

左右両腕の脈が弱い方はたまに見かけますね。左の脈が弱いことは多々あります。

アシンメトリ現象(体の左側に起きる異常)が身体に起きていると左手の脈が弱くなることがあります。

鎖骨の下を通っているのが左側の鎖骨下動脈。

アシンメトリ状態になると左の鎖骨の引っ張り上げられ、動脈も圧迫を受けたり交感神経も優位になったりで血管は収縮し脈も弱くなることが考えられます。

しかし両方の脈が弱いなら動脈硬化の疑いはあるでしょう。

こういう場合は一度病院で検査してもらった方が良いかと思います。

 

この糖尿病、食生活がよろしくないとなる可能性はあるわけですが放射線被曝でもなります。

欧州糖尿病学会(EASD)】低用量放射線被ばくで糖尿病発症リスク増加の可能性―日本からの報告

戦後日本の糖尿病の急増は放射性物質による被曝が原因

必読! 低線量被曝による「脳障害」「不妊」「糖尿病」などを警告するドイツ女医のインタビュー

 

今まで原発事故を他人事にして、産地も気にせずに食事をしていた場合は内部被ばくは相当なものかもしれません。

特に外食産業は「食べて応援」してましたからね。

知らない、分からないで済まない状況がこの国は続いています。

これだけ情報化社会ですからスマホ一つでかなりの情報を集められるはずです。(ワードを知らないと情報に辿り着けない場合もあるが)

変だな?とおもったら調べて知識を増やしてみましょう。

 

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