姿勢についてのお話

姿勢についてのご相談で多いのはやはり「猫背」。

 

背骨が曲がった状態になると、椎骨(背骨の一つ一つの骨のこと)がズレやすいです。

なので猫背の状態や腰を屈めた時、腰を反らした時や立った姿勢が反り腰の方、こういう時に痛みなどが出ることが多いです。

 

基本的に屈筋(主に体を曲げる時に使う筋肉)の方が強い力を持っているので、背筋と腹筋のバランスが取れていないと背中は丸くなりがち。

日本人は筋肉量も少ないので背筋は鍛えた方が良いかもしれませんね。

 

そして腰痛体操している時に逆に痛めてしまうことも少なくありません。

ひねったり、急に動かしたりすると痛めることもあるので、もしやる時は十分注意してください(腰痛体操はあまり勧めませんが…)。

 

あとは家でリラックスしている時の姿勢も、お話をうかがうと「お姉さん座り」をしていたり

こういう座り方だと歪みを助長してしまうので、できるだけやめましょうね。

どうしてもやってしまうという場合は、すでに歪んでいるから。

 

早め早めに処置していった方が時間もお金もかかりにくいので、信頼できるところでケアしてもらいましょうね!

 

症例の紹介 40代女性

症例のご紹介です。

40代女性

・左腰~左のお尻にかけての痛み
・左足の動きの悪さを感じる。足を上げて外に開くと股関節のあたりが痛い
・右肩、右肘、右手首の痛み
・重いものを持ち上げると痛い
・お腹の動きが悪い気がする
・巻き肩、猫背

症例のご紹介_20220510_1

と、たくさんの訴えがありました。

まず骨盤を見るとズレていて、首まわりも凝っていて、胸のあたりも押すと痛みが出る状態。

 

背骨をチェックすると、首が全体的にズレていて、腰から下が特に強いズレがある。
お腹をチェックしてみるとみぞおちから下が固く、押すと痛みを感じる。
ベッドに仰向けに寝ても肩が床に付かないで浮き上がるぐらいの巻き肩。

症例のご紹介_20220510_2

まずは骨盤調整からスタート。
数回の矯正で良い感じに調整。
これだけで背骨のズレもすこし緩和されました。

そして頸椎の1,2番をしっかり入れてあげるとお腹、首の筋肉がゆるみました。
胸が楽に開くように鎖骨と肋骨も矯正。

うつ伏せで改めてチェックすると、腰椎・仙椎に強いズレ。
骨の位置が定着しやすいように腰回りに時間をかけて矯正しました。

最後に立ってもらい改めてチェックするとお尻に痛みが残っていたので、立ったまま矯正。
痛みが消えたので今回はこれで終了。

施術後の感想
・施術中に深く呼吸ができるようになった
・胸が楽に開いて巻き肩でなくなった
・お腹が動き始めた
・姿勢がよくなった
・足も痛みなく、スムーズに動かせるようになった
・視界が明るくなり、ハッキリ見えるような気がする

全体を整えてあげると血液・体液の流れも全体的に良くなり、改善も早く進みます。
あちこち行ってみたけど改善が難しかった方、ぜひ一度ご来店ください☆

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