マグネシウムは害?

また改めてマグネシウムについて感じたことがあったので記しておきます。

最近右の股関節の周辺が痛むことが続きました。

なので久しぶりに「にがり」(苦汁・塩化マグネシウム)を痛む部分に範囲広めに塗ってみました。

すると…

 

痛みが引く!

 

ここ数年でマグネシウムの効果が取り沙汰されることがやっと増えてきましたが、やはり痛みや違和感に効果的な場合があるんだなと思った次第です。

 

うちで使っているにがりはAmazonで買えるもの。

 

他に入浴用にも塩化マグネシウムのフレークを使っています。

これは塩分を取り除いてあるので一応追い炊きも大丈夫ですが、風呂釜メーカーでは推奨はされていないと思いますので使う場合は自己責任でお願いします。

 

マグネシウムは神経伝達に必要だったり、体内の300ものホルモンの補酵素として働くので身体には欠かせないミネラル。

またカルシウムとのバランスも重要で、マグネシウムが足りなくなると骨粗しょう症の原因にもなることが考えられます。

Ca:Mg=2:1

体内ではこういう比率で保たれるようになっています。

長らく「骨粗しょう症を防ぐためにカルシウムを摂りましょう」なんて喧伝されてきましたが、カルシウムばかり意識して摂ってマグネシウムを意識しないでいるとどうなるか?

 

単純に比率が狂ってきますよね?

んで、比率が狂うとどうなるか?

例えばCa:Mg=3:1になったとすると体内では

「あれ?カルシウムの方が多いじゃないか。じゃあカルシウムを排出してバランスを取りなおそう」

となるわけです。

 

カルシウムの99%は骨と歯に存在し、残りは細胞内。

ということは「骨や歯からカルシウムが溶け出す」のです。

そうすると歯が脆くなったり骨が脆くなる。

あれ?骨粗しょう症じゃないか?(笑)

 

カルシウムが足らないのも問題ではありますが、バランスが崩れる方が問題ですね。

溶け出したカルシウムは血液に乗って体内を巡りますが細胞にとっては毒になったりするようで、痛みの原因になり得ます。

マグネシウムは痛みを軽減させたり、血管を柔らかくしてくれたりします。

 

マグネシウムと神経痛

 

マグネシウムは摂り貯めもできないので日々摂取を心掛けたいところですが、甘い物やアルコールやたんぱく質の代謝、ストレスでかなり消費されます。

 

なので毎日甘い物やアルコールを食べたり飲んだりする習慣のある方は、より意識的に摂っておきたいです。

そうでない方もマグネシウムは摂っておくことでメンタルの安定、ホルモンの正常な働きを保つ、代謝の安定などのメリットが得やすいですね。

 

ここ最近の野菜の栄養素の減少(40年前の半分以下)という問題もありますので「食べているから栄養は十分」とはならないはず。

だからといって昔の倍の量食べれるか?と言ったら、無理でしょう。

 

こういう事からも食事全体で栄養を考える必要が出てくることが分かりますね。

日々快適に過ごすためにも栄養をしっかり摂っておきたいですね。

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